(この記事は2018/06/08に投稿したものです。文末に2020/10/06時点での補足を追記しました。)
あれが有効なのって永久じゃないよな
最近やたらめったら増えたCC連携でのTypekitのWebフォント利用について、
基本クライアントや別制作会社のディレクターさんに埋め込みコードを発行して頂いて実装している。
けれどあれが有効なのって永久じゃないよな、使えてるのには条件絶対あるよな、CC解約したらどうなんのって話。
前々からなんとはなし気になっていたけどちょうどクライアントとのやり取りで調べる機会があったのでメモ。ウッホ。
もやもやしたん
例えば、一旦モックで自分のccアカウントで発行したコードを使っており、
ロンチ時にもうっかりそのままで忘れ去っていて、
その後自分がうっかりデザイン仕事をやめてもうAdobe税なんて払わない!とばかりにccアカウントを解除したら。。。とか
取引先のccアカウントで発行したコードが、更新切れで使えなくなったら。。。とか。
そのへんどうなの?ってはなし。
端的にまとめる
CCのサブスクリプションに付随するプランでTypekitを使用している場合
(ほとんどの Creative Cloud サブスクリプションはポートフォリオプラン付き Adobeさん談)
サイトにWebフォント埋め込むようにキットで埋め込みコードを発行している
→CCの契約が終わればそのフォント(キット)の使用はできなくなる
CCのじゃなくてTypekit自体の無料アカウントを作成してTypekitを使用している場合
→CCの契約が終わっても無料プランでの利用は継続される(紐づけてないしそらそうやね)
手間なのは該当サイト用に毎度作ってもらわねばならぬ
CC付随の場合よりもフォントが少ないし制限もあるのでチェックしないとねというところ
プラン | Typekit
https://typekit.com/plans
こんなケースが考えられるから気をつけよう(再度メモ)
・(制作会社で)あいつ退職したからこのCCアカウント更新なしね→そいつ担当サイトの表示トラブル
・Webから足洗ったからもうAdobe使わない!→担当サイトの表示トラブル
・(クライアントCCアカウントで発行)Web作り終えたしあとは更新だけ、今季はデザイン仕事考えてないしCCアカウント更新なしね→担当サイトの表示トラブル(クライアントからなんでー?って問い合わせが来るが、逆に質問するまで原因不明)
ちゃんと考えて準備しておかないとね
参考URL
Typekitのwebフォントってadobeのクラウドの契約を解除したら、突然表示されなくなるんでしょうか?もしそうなら、クライアントのサイトで使えないですよね? – W3Q
http://w3q.jp/q/3939
Typekit のフォントライセンス
https://helpx.adobe.com/jp/typekit/using/font-licensing.html#web-client
Adobe CC 年間プラン、2年目の更新をしないとどうなる? 解約の準備と手順 | くまはは日記
補足追記(2020/10/06)
古い記事だけど引き続き読んでくださる方がいるようなので追記をば。
去年末(2019年末)から自分のアカウントじゃなくてクライアントのアカウントじゃないと駄目だよってなりました。
自分のアカウントと紐付けているクライアントワークがある方は権限移管する必要があります。
Adobe Fonts User Guide
https://helpx.adobe.com/jp/fonts/user-guide.html/jp/fonts/using/font-licensing.ug.html
Web フォントを顧客の Web サイトに使用することはできますか。
利用条件では、2019 年 12 月 31 日以降の再販は許可されていません。それ以降にフォントライセンスや Web フォントホスティングが中断されないようにするには、クライアントの Web サイトは、独自の Creative Cloud サブスクリプションから Adobe Fonts を読み込む必要があります。
いったん補足まで
ってかもうTypekitじゃなくてAdobefontsやし・・・時の流れは早い
(2020/10/06追記 ここまで)
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